DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年9月 No.329

ダルナビルエタノール付加物

  • 625 抗ウイルス剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

トリアゾラム、ミダゾラム、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタンメドキソミル、ルラシドン、フィネレノン、リバーロキサバンを投与中の患者

改訂箇所

[5.効能又は効果に関連する注意]

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改訂内容

〈プリジスタナイーブ錠〉
本剤は抗HIV薬の治療経験がないHIV感染患者あるいはダルナビル耐性関連変異を持たない抗HIV薬既治療患者に使用すること。

改訂箇所

[6.用法及び用量]

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改訂内容

〈プリジスタナイーブ錠〉
通常、成人にはダルナビルとして1回800mgとリトナビル1回100mgをそれぞれ1日1回食事中又は食直後に併用投与する。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

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改訂内容

本剤は下表を参照し使用すること。

抗HIV薬による治療経験がないHIV感染患者 抗HIV薬による治療経験のある患者
ダルナビル耐性関連変異を持たない患者 少なくとも1つのダルナビル耐性関連変異を持つ患者
プリジスタナイーブ錠
1錠を1日1回投与
プリジスタナイーブ錠
1錠を1日1回投与
プリジスタ錠1錠を1日2回投与

改訂箇所

[7.用法及び用量に関連する注意]

一部改訂

改訂内容

薬剤耐性遺伝子型検査の実施が推奨されるが、遺伝子型検査が行えない場合には、本剤1錠を1日2回投与が推奨される。

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

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改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
グラゾプレビル グラゾプレビルの血中濃度が上昇する可能性がある。 本剤のCYP3A4及びOATP1Bに対する阻害作用により、グラゾプレビルの代謝が阻害される。

改訂箇所

[10.2併用注意]

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改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ジダノシン ジダノシン400mg 1日1回(空腹時投与)と本剤/リトナビル600/100mg 1日2回(食直後投与)を併用したとき、本剤及びジダノシンの薬物動態に有意な影響はみられなかった。本剤/リトナビルと併用する場合には、用量を調節する必要はない。なお、 ジダノシンは空腹時に服用することが望ましいため、本剤服用の1時間前又は2時間後にジダノシンを服用するなど本剤と同時に投与しないこと。

改訂箇所

[10.2併用注意]

削除

改訂内容

ザルシタビン、サニルブジン

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