DRUG STAFETY UPDATE - 医薬品安全対策情報 -

2024年9月 No.329

リルピビリン塩酸塩・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン

  • 625 抗ウイルス剤

改訂箇所

[2.禁忌]

一部改訂

改訂内容

リファンピシン、リファブチン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、フェニトイン・フェノバルビタール、ホスフェニトイン、デキサメタゾン(全身投与)(単回投与を除く)、セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品、プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール、ランソプラゾール、 アスピリン・ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラザンフマル酸塩、アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩)を投与中の患者

改訂箇所

[10.1併用禁忌]

一部改訂

改訂内容

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、フェニトイン・フェノバルビタール、ホスフェニトイン リルピビリン及びテノホビルアラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。 これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。これらの薬剤のP糖蛋白誘導作用により、テノホビルアラフェナミドの血漿中濃度が低下するおそれがある。
プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール、ランソプラゾール、アスピリン・ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラザンフマル酸塩、アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩) リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。 胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。

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