セルペルカチニブ
- 429 その他の腫瘍用薬
改訂箇所
[5.効能又は効果に関連する注意] |
一部改訂 |
改訂内容
〈RET融合遺伝子陽性の進行・再発の非小細胞肺癌〉
十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、RET融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。
〈RET融合遺伝子陽性の進行・再発の甲状腺癌〉
十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、RET融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。
改訂箇所
[5.効能又は効果に関連する注意] |
追記 |
改訂内容
〈RET融合遺伝子陽性の進行・再発の固形腫瘍(非小細胞肺癌及び甲状腺癌を除く)〉
十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、RET融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。
組織球症患者は本剤の投与対象となり得る。
臨床試験に組み入れられた患者のがん種等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。
本剤の手術の補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
改訂箇所
[5.効能又は効果に関連する注意] |
一部改訂 |
改訂内容
〈RET遺伝子変異陽性の根治切除不能な甲状腺髄様癌〉
十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、RET遺伝子変異が確認された患者に投与すること。生殖細胞系列のRET遺伝子変異が陰性又は不明の場合は、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いて検査を行うこと。
改訂箇所
[9.4生殖能を有する者] |
一部改訂 |
改訂内容
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後1ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。
男性には、本剤投与中及び最終投与後1週間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。
改訂箇所
[9.7小児等] |
一部改訂 |
改訂内容
成長期にある若年者においては、骨成長について以下の点に注意すること。
・骨端線に異常がないか十分に観察すること。骨端線に異常が認められた場合には、投与継続の可否を慎重に判断すること。
・関節痛及び歩行障害について十分に観察すること。大腿骨頭すべり症等の骨端離開があらわれることがある。
改訂箇所
[11.2その他の副作用] |
一部改訂 |
改訂内容
発現部位 | 副 作 用 |
呼吸器 | 鼻出血、肺炎 |
血 液 | 血小板減少、白血球減少、好中球減少、リンパ球減少、貧血 |
<参考> | 効能又は効果追加承認に伴う改訂 企業報告 |
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