ロピナビル・リトナビル
- 625 抗ウイルス剤
改訂箇所
[10.2併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
シクロスポリン、タクロリムス水和物、エベロリムス、シロリムス | これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。治療域のモニタリングを行うことが望ましい。 | 本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ホスタマチニブナトリウム水和物 | ホスタマチニブの活性代謝物であるR406の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。併用時には患者の状態を慎重に観察して副作用の発現に十分注意し、必要に応じてホスタマチニブの減量を考慮すること。 | 本剤がCYP3Aにおけるホスタマチニブの代謝を競合的に阻害するためと考えられている。 |
<参考> | Zha,J.,et al.:Pharmacol.Res.Perspect. 2022;10(6):e01024 |
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