エゼチミブ・アトルバスタチンカルシウム水和物
- 218 高脂血症用剤
改訂箇所
[10.2併用注意] |
一部改訂 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
HIVプロテアーゼ阻害剤(ロピナビル・リトナビル等) | アトルバスタチンとロピナビル・リトナビルとの併用によりアトルバスタチンのAUCが5.88倍に上昇するとの報告がある。 | 機序:これらの薬剤によるCYP3A4の阻害が考えられている。 |
改訂箇所
[10.2併用注意] |
削除 |
改訂内容
メシル酸ネルフィナビル
改訂箇所
[10.2併用注意] |
追記 |
改訂内容
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ニルマトレルビル・リトナビル | アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがある。アトルバスタチンの副作用が発現しやすくなるおそれがあるため、十分な観察を行いながら慎重に投与し、必要に応じて減量や休薬等の適切な措置を講ずること。 | 機序:アトルバスタチンの代謝を競合的に阻害するためと考えられている。 |
エンシトレルビルフマル酸 | アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 機序:エンシトレルビルフマル酸のCYP3Aに対する阻害作用が考えられている。 |
フチバチニブ | アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 | 機序:フチバチニブによるBCRPの阻害が考えられている。 |